4月〜9月にかけ約300種類もの花々が咲き誇る礼文島
その一部を季節ごとに紹介します
いつ来ても違った花、四季折々の景色
この花いいなと思った時期に
訪れてみてはいかがでしょう
お花の写真をクリックしみてください
春 4月~5月
暦の上では春でも、まだまだ寒い最北の春。
雪が解け、何もない大地に花が咲く様は
まさしく生命の息吹を感じる季節です。
まだ残雪の多い利尻富士の姿は、言葉を失うほど美しい。
ケシ科 5月初旬~5月中旬 北海道の春を代表するようなお花。早春の枯れた大地を真っ青に染め上げる。
サトイモ科 4月下旬~5月中旬 島の北側、久種湖の湖畔の茶色い立ち枯れた湿地にいち早く大群生する。
新緑 5月~6月
霧に覆われる日が多くなる季節。
景色が望める日は少ないが
細かい雫をうけた花や、霧にぼんわり浮かぶ花たちの様子は
幻想的で言葉に表せないものがある。
5月中旬~6月中旬頃は礼文島の固有種である
レブンアツモリソウの
かわいらしい姿を一目見に、多くの方が訪れる。
ラン科 5月下旬~6月初旬 クリーム色で風船の様にぷっくりとかわいらしいお花は、レブンアツモリソウ群生地で見ることができる。
サクラソウ科 5月中旬~6月初旬 丸くぼんぼり状に咲いたお花は可憐そのもの。桃岩展望台付近で群生すると斜面をピンク色に染め上げる。
初夏 6月~7月
この頃、礼文から見える利尻富士に雪がなくなり
青々とした雄大な姿を見せる季節。
でもやはり霧は多い・・・
お花の色も増え、鮮やかなお花畑を見せてくれる。
キンポウゲ科 6月中旬~7月初旬 桃岩展望台〜知床コース途中キンバイの谷に大群生。緑の斜面に鮮やかなやまぶき色のお花が登場するといっそう賑わいが増す。
フウロソウ科 6月中旬~7月 島内全域でよく見られる。淡い紫色のお花が朝露を抱き風に吹かれる様は美しい。
盛夏 7月~8月
レブンアツモリソウと入れ替わるように6月下旬に
咲き始めるレブンウスユキソウが美しい頃。
本州で暑さ真っ盛りでも、礼文では30度を越すことはなく
さわやかな風が吹き抜ける。でも急にストーブをつけるほど
寒くなる日もあるので盛夏でも防寒着はお忘れなく!
この小さな島のお祭りも楽しいよ!
キク科 7月上旬〜7月下旬 エーデルワイスの近縁種。礼文林道レブンウスユキソウ群生地で大群生する。白い星の様なお花に雨粒をたたえる姿は美しい。
バラ科 7月中旬~8月 桃岩展望台付近で見られる。白いお花が穂の様に垂れ下がって咲き、風にそよいでいる。